インド・ネパールについて
隣接するふたつの国
深い歴史と文化を持つ国 インド・コルカタ
CECのプログラムは旅行ではなく、滞在型です。ひとつの街にじっくり滞在することで、気がつくこと、学べることが多いと考えているからです。
インド大陸の歴史は古く、紀元前2600年頃より、インダス川流域にインダス文明が栄えました。西暦1世紀はじめにはこの地域で仏教がおこり、アフガニスタンから中央アジアを経由して、中国、朝鮮半島、日本へ伝わりました。ただし、現在インドでは仏教は廃れ、ヒンズー教が第一宗教となっています。
ムガール王国など、いろいろな王朝が興り、栄え、そして、新しい勢力に取り代わりました。そして、いまからおよそ320年前、イギリスがこの国を支配しました。このイギリスによる統治は、いまから60年前まで続きます。(実に260年程度イギリスがこの国を支配していました)
そして、イギリスの統治時代の首都が、このコルカタ(当時はカルカッタ)です。
上の写真はビクトリア記念堂です。イギリス洋式の建物は今でも多く見受けられます。インドとイギリスの文化の合流、これがコルカタの魅力です。
女神が創造した天空の街 ネパール・カトマンズ
ネパールの首都、カトマンズはヒマラヤ山脈を望む盆地にできた都市です。その昔女神が時の王様に言って創造された町だと言い伝えられています。
そのため、人々は女神様を深く信仰しています。
コルカタからわずか1時間の飛行時間
せっかくインドのコルカタにきたのなら、あと、一歩でネパールです。是非、同時に訪れてみましょう。貴方の旅の思い出をより深いものにしてくれます。
カトマンズには、古くから王朝が栄え、その宮殿が今も保存されています。かつてイギリスとの間での戦争がありましたが、街を破壊されるようなことがなかったからでしょう。
街ではいたるところにヒンズー教の祠があり、神々が奉られています。羊のいけにえなどを奉納する祭りなどに出くわすと、改めて、日本との文化の違いを強く体験することになるでしょう。
そして、一番新鮮に思うことは人々の暮らしが、けっして物質的には豊かでないにもかかわらず、とても豊かに見えることです。人が幸せになるために、マテリアル(車、デジカメ、I-phone、などの便利な機器)はそれほど関係ないことなのだと思い出させてくれる人々の生活の仕方でしょう。