マザーテレサ・ボランティアお知らせ
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2021.03.06本日の新規コロナ感染の患者は17,000人となっています。 ピーク時だった去年の9月は1日あたりの新規感染者が97,000前後でした。それに比べるとかなり減ってきています。そのため現在街はほぼ普段の生活をとりもどしているように見えます。ワクチン接種はすでに始まっています。現地のコーディネーターももうじきワクチンを受けることができると話しています。しかしまだ観光目的での外国人の入国は許可されていません。ビザをお持ちの方の場合も入国後、原則到着後7日間は政府指定施設での隔離が必要。その後さらに7日間の自宅等での自主隔離と合計14日間の隔離が必要となります。
CECの代表の池頭です。 私は生まれたときから大阪に住んでいます。 1981年にマザーテレサが大阪を訪問しました。マザーテレサは初めての訪日で大阪のホームレスの吹き溜まり、アイリン地区(西成区)に訪問されました。大阪の人々は驚きと、尊敬の気持ちで迎えました。私はそのとき大学生で、ニュースでしか見ることができなかったのですが、小さい頃カトリック系の幼稚園に行っていた時に先生からマザーのことを教えてもらっていたので、「あ、あのひとだ!」と思い出しました。
マザーテレサが来日の際に話されたことは、日本国内の貧しい人々への配慮を優先して考えるべき。愛はまず手近なところから始めるようにということでした。 この大阪のアイリン地区は40年以上経った現在も、多くのホームレスが集まっています。教会やボランティア団体が人々のために炊き出しをおこなっています。
いま、私は個人的に、そのアイリン地区で、元ホームレスの高齢者の人たちのお世話をする仕事もはじめ、今年で15年目になります。これも、マザーテレサとの縁だと思います。CECとして、マザーテレサの施設で活動するボランティアプログラムを始めたことは、私達の誇りであり、この仕事を続けるやりがいとなっています。