マザーテレサ・ボランティアお知らせ
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2022.08.17インドへの入国はもう今は問題なくできます。ビザもオンラインで取れるようになりました。マザーテレサの施設も人数制限をしながら受入れを再開しています。ただ、コロナ感染が拡大している日本から海外にコロナをもって行く人も多く、帰国の際にPCRを受けて陽性となると帰国ができません。発症している場合には病院に入院します。現地の病院や隔離施設のレベルが日本に比べるとかなり劣るために、残念ながら未だプログラムを再開することができずにいます。日本に帰国の際のPCR検査が無くなればより参加しやすくなります。
CECの代表の池頭です。 私は生まれたときから大阪に住んでいます。 1981年にマザーテレサが大阪を訪問しました。マザーテレサは初めての訪日で大阪のホームレスの吹き溜まり、アイリン地区(西成区)に訪問されました。大阪の人々は驚きと、尊敬の気持ちで迎えました。私はそのとき大学生で、ニュースでしか見ることができなかったのですが、小さい頃カトリック系の幼稚園に行っていた時に先生からマザーのことを教えてもらっていたので、「あ、あのひとだ!」と思い出しました。
マザーテレサが来日の際に話されたことは、日本国内の貧しい人々への配慮を優先して考えるべき。愛はまず手近なところから始めるようにということでした。 この大阪のアイリン地区は40年以上経った現在も、多くのホームレスが集まっています。教会やボランティア団体が人々のために炊き出しをおこなっています。
いま、私は個人的に、そのアイリン地区で、元ホームレスの高齢者の人たちのお世話をする仕事もはじめ、今年で15年目になります。これも、マザーテレサとの縁だと思います。CECとして、マザーテレサの施設で活動するボランティアプログラムを始めたことは、私達の誇りであり、この仕事を続けるやりがいとなっています。